● ピアノ教室の月謝の値上げ方法!レッスン代を改定する場合の新規、既存生徒への対応を解説
まいどです。田渕です。
今回は、ピアノ教室の月謝の値上げ方法!レッスン代を改定する場合の新規、既存生徒への対応を解説します。
「教室をスタートした時に、月謝を安くしてしまった。」
「安いレッスン料を、値上げしたいけどできない。」
「値上げしたら、今の生徒さんが離れそうで、できない。」
ピアノ教室に限らず、教室の月謝が安い悩みは多いです。
では、どうすれば、スムーズに値上げできるのか?
1:既存の生徒さんは、そのままで、新規生徒さんだけ値上げ
値上げの悩みは、2つあります。
まずは、値上げすることで、今の生徒さんが離れるリスクです。
ですから、既存の生徒さんは、そのままの価格にすれば良いのです。そして、新規の生徒さんは、値上げ後の価格にします。
次にもう1つの悩みは、値上げして集客できるか?ですよね。
これは、値上げしたいと思った時点で、今は安いわけです。適正価格にするだけですから、意外と心配はありません。
心配な場合は、欲しい価格で集めている教室をリサーチです。
うまく行っている方法を探すと勇気が出ます。
2:今のコースに加えて、少し高いコースを作る。
次は価格を選んでいただく考え方です。
今のコースの上に、少し高いコースを作ります。値上げというより、上位コースを選ぶ人を集める考え方です。
例えば、今の月謝が3000円なら、5000円、1万円などのコースを作るわけです。
今のままが良い人は、そのままです。上位コースが良いと思った人は、高いコースを選びます。
3:今のコースに加えて、別のコースを同時受講
単純に、コースを増やします。そして、2つ3つと選んで頂くのです。
ただし、その場合、レッスンを提供する仕事が増えます。
時間あたりの単価を上げたい場合は、物販と組合せるのも良いです。
例えば、レッスン動画とのセットです。
レッスンをする時に、スマホやカメラで録画します。レッスン後、録画を、お渡しするコースです。
生徒さんは、レッスンを復習できて良いですよね。
通常のレッスンに加えて、動画の提供を提案するわけです。
もしくは、基礎レッスンや練習方法や上達方法をセミナー形式で用意しても良いです。
セミナーや座学形式で用意し、動画やDVDとして単独でも売ります。
もちろん、撮影になれたら、技術編も作ると良いです。
最後に、これから、ピアノ教室を始める先生へアドバイスです。
価格は、教室運営では、すごく重要です。
例えば、100人の生徒さんを集めたとします。
月謝が3000円の場合、売上は30万円です。月謝が合計1万円の場合、100万円です。
自宅教室の場合、30万円の売上は、うれしいかもしれません。
しかし、同じ100人の生徒さんでも、すごく売上は、変わるわけです。
ですから、ゼロから始める時に、しっかりした価格にしておきましょう。
「先輩の先生より、安くしないといけない。」
「相場より安くしたら、生徒さんが来るかも?」
「駆け出しだから、まずは安く始めよう。」
これらは、全て間違いです。
未来の自分に苦労をさせることになります。
薄利多売は、1番難しいですからね。
それから、安いレッスン料で生徒さんが集まる。しかし、利益が少なくて、値上げに悩む。そもそも、教室の継続に悩むことも多いです。
安くしてしまったがために、教室をやめる先生も多いのです。
そうなったら、生徒さんも不幸です。
もちろん、月謝には、相場があります。
価格を決める前に、ちゃんと生徒さんが集まっている教室の価格を、色々調べましょう。
そして、その中で比較的高い月謝を、最初に採用すると良いです。
高めの価格の方が、生徒数を集めなくても、売上が上がって良いのです。
では、最後に、まとめです。
・比較的高い月謝を、最初から設定すると良い。
・既存の生徒さんは、そのままで、新規生徒さんだけ値上げ
・今のコースに加えて、少し高いコースを作る。
・今のコースに加えて、別のコースを同時受講
あなたの状況にあった選択をして下さいね。
そして、教室集客は、明確な成功法則があります。
生徒さんが、どんどん集まる教室に育てましょう。
映像でセミナー形式で学ばれたい場合は、セミナーDVDがあります。